今回は俺自身の話ではなく、出会い系初心者でちょっと苦労していた友人の失敗談を紹介してみよう。誰にでもある、NGメッセージのしくじり…これを参考にすれば、きっと出会いまでの距離が縮まるはずだ。
出会い系でメッセージのやりとりが続かない…その理由とは
仮にA君とするが、出会い系初心者だけどセックスは俺と同じぐらい好きで、そっち方面の向上心にあふれた優秀な青年だ。
彼からの相談は「こういうのに慣れていないので、どうしてもメッセージが続かないんです」というものだった。
具体的に掘り下げて聞いてみると
「最初はいい感じでレスがあったのに、だんだん返信が途切れて、そのうち返ってこなくなる」
「お互いにそっけない、短い文章になってしまって盛り上がらない」
ということだ。
まあこれは“出会い系あるある”なんだよな。アプローチして1回2回はメッセージのやりとりが成立したけど、その後がどうにもつまづいて、スムーズにいかない現象だ。
もちろん自分=男性が悪いケースもあるだろうし、相手をした女性に原因があるのかもしれない。しかし、A君の場合「いつもそんな感じになるんです…」と言っているわけだから、やはり男性側に理由があると考えるべきだろうな。
じゃあなぜ出会い系でメッセージが続かずに失敗してしまうのか?その原理原則を考えるところから始めよう。
ネットを介して素性の知れない異性と交流する出会い系サイト。そうなると、どうしても厳しめに相手のことを観察することになり、よい点よりもダメな点の影響が強くなっていく。
いわゆる“減点法”で見られるわけだからミス、失敗をなるべく犯さない、慎重な立ち回りが要求される。
マイナスとなる言動、行動をしない。これが大事だ。
どうしても女性は手探り感が強いし、ある程度不安を抱きながら出会い系を使ってる。そんな状況で男性にマイナスな印象をちょっとでも感じると引いてしまうんだろう。
逆にしっかりそれを頭に入れて立ち回れば他の男性に対して優位な立場で出会い系を使うことができるぞ。
出会い系でのメッセージNGパターン5項目はこれだ!
しかし、A君はその「ダメだな…」と思われるメッセージ上の失敗を数多くやらかす“しくじり”を犯してたんだ。そりゃ確かに音信不通になるよ!と言いたくなる失敗の数々…具体的にはこの5項目だ。
1.メッセージの返事の催促を要求する、それでも相手の反応が悪いとキレて一方的に終わる
2.メッセージへいいタイミングで返信できない
3.メッセージの文章が長すぎる。しかも内容は自分語りばっかり
4.メッセージで質問ばかり繰り返す
5.すぐに連絡先を交換したがる。そしてすぐ直接の出会いを要求する
まあ、直感でも理解できると思うけどこれを繰り返していたらメッセージは途切れるよな。
それでも最初不慣れだったり、そもそもの認識がズレていたり、出会い系を勉強したつもりで誤解したりなどがあると、こういう初歩的なところでつまづくんだ。
いくら金銭に余裕があってセックスに前向きでも、A君がほとんど出会い系で出会えないのも当然だ。ちょっと極端なケースかもしれないけど、A君の失敗をもとに、なにがどういけないのか解説してみよう。
メッセージの返事を催促する
これは最悪なパターンだ。A君は返信がないと心配し、メッセージの返事を結構催促してたみたいだな。慣れてないとついやっちゃうんだよな。
だいたいみんな独立した大人なんだから、催促するのは間違い。熱意じゃなく、単にウザイと思われ、関係が途切れるもとだ。
メールやメッセージの返信の速さなんてひとそれぞれ。速ければ好感があるってもんでもない。気になる相手にはじっくり考えて返すという娘もいっぱいいるからな。
A君は催促しても反応が遅かったり、そっけなかったりすると一方的にキレて関係を終わらせてたそうだが…実にもったいない!
繰り返しになるが、じっくり考えて返す女性はたくさんいる。素っ気ない相手でもじっくり心を開く会話を続ければ、連絡先を交換してくれることはあるぞ。
自分のペースを相手に押し付けるのは大きなしくじり!大人としての余裕を心に持って、出会い系を使いこなそう。
いいタイミングでメッセージに返事できない
A君はこれでも悩んで、結構変なタイミングになっちゃったり、結局送りそびれて没交渉になったりするケースがほとんどだったと。これは正直難しい問題で、上の話で「返信の速さはひとそれぞれ」と書いたが、男性側にしたってそれぞれだろうよ、という話になっちゃうよな。じゃあどうするのがベスト…いやベターなのか。
簡単だ。相手にあわせればいい。
相手が返信してくるタイミング、間隔でこっちも送ればいいんだ。相手が結構バシバシ返してくるようなタイプならそれに合わせればいいし、のらりくらりとしたタイプなら、こっちものらりくらりでOKということ。
心理学でも「ミラーリングの法則」というのがある。自分と同じリズムや仕草をする相手に対して、人間は好感を持つようになっているんだ。
こうやって自分のなかで規則を作っておくと、そっちに頭の労力を使わなくていいから、メッセージの内容に注力できるようになって出会いの確率はグンと上がってくるぞ。
メッセージの文章が長い、内容は自分語り
A君の文章を見せてもらったら…とにかく長い!もちろん受け取る側にとって長い、短いと感じる量に差はあるが、どんなに長くても1通150~200文字ぐらいじゃないか?A君のは長文で、しかも仕事や趣味の草野球でどうしたこうしたと、結構痛い自分語りが多かった。
まず、相手が疲れるよな。普通に仲良くなったり、夫婦になったりしたって相手の長い自分語りはウザいのに、出会い系で知り合ったばかりの薄いつながりの相手に送ったって、好感度下がるだけだ。
自分のことを知って欲しいという欲があるのはわかるけど、女性が楽しく、リズム良く会話ができているかどうかが最大のポイント。
それにその女性がメールやメッセージをやりとりしているのは自分だけじゃない。ほかの男と比較されていることも考えれば、長文&自分語りメッセージが禁物なのはわかるよな。
自分語りをするとしても、あくまで相手に気持ち良く話しはじめるきっかけを与えるためのものとして使うべきだ。
メッセージで質問ばかり繰り返す
A君の話だと「出会い系で会話するときはなるべく質問形で終わること。そうすれば相手は返事をしなければいけないと思って返信が帰ってくる率は高まる」という出会い系攻略のネット記事を読んだらしく、見せてもらったやりとりは必ず?マークで終わっていた。
確かに俺も攻略法の記事で、そんなことを書いた。間違ったことは言ってないつもりだけど、程度ってものはある。
それにこの攻略法は知られすぎているために、ほとんどの出会い系男性ユーザーが使っているのが現状。女性ユーザーは質問メッセージに疲れている現状がありそうだ。
ここからはそれぞれ個人で考え、身に付けて欲しいテクニックになるが、単にインタビューのQ&Aコーナーみたいに質問の羅列じゃなく、相手に突っ込ませるスキのある文章や、相手から返ってきた答えを「え、どゆこと?」みたいな感じで掘り下げ、会話を続けさせる方法を練ろう。
A君は「好きな芸能人は?」「好きな食べ物は?」「いまハマってるドラマとかある?」と脈絡のない質問の羅列。こりゃダメだ…と頭を抱えた。
すぐに連絡先を交換したがる。そしてすぐ直接の出会いを要求する
これもダメダメな例だ。A君は「お互い出会いを求めてるんだから、すぐに連絡先を交換するのは当たり前じゃないんですか?」ぐらいのことを言うんだが、そんなにうまくいくもんじゃない。
連絡先の交換っていうのは、やっぱり女性が男性に対して好意、信頼を感じているから教えてくれるわけだ。
もちろん、なかにはすぐに連絡先を教えてくれる女性もいるが、普通の感覚の女性だと、いきなり連絡先交換を求められたら警戒して、ドン引きする。メッセージが続くわけがない!
やっぱり目安としては、できれば1~2日会話して、お互い信頼感を得てから連絡先の交換へと話をすすめよう。
ポイントを節約して使いたい気持ちはわかる。わかるが、使うべきところに使わないと出会えるものも出会えなくなるぞ。もちろんいわゆる“即会い”もあまり焦らないほうがいいだろう。
A君はせっかく連絡先を貰ったのに即会いを要求して、そこから没になったというしくじりをやらかしていた。
やっぱり、ある程度の手順は必要。連絡先を交換できたなら、よほどのヘマをしなければ会えるはず。とにかく焦らないこと。心に余裕を持とう!
じゃあ逆に、出会い系でのメッセージはどう書けばいいのか?
以上がA君の失敗例から考える、メッセージNG5項目とその理由だ。A君からは「じゃあ逆にどうすればいいんすか?」と聞かれたが、シンプルに考えればいいん。
「自分の都合を押し付けない=相手が楽しくメッセージのやりとりができることを優先する」
とても単純であたり前に聞こえるかもしれないが、出会い系でのメッセージはとにかくこれに尽きる。
ただし、サクラだらけの悪徳サイトに登録しても、絶対に出会えないばかりか無駄にお金を消費するだけだ。サイト選びは絶対に間違えないで欲しい。