近年、インターネット抜きでの生活は考えられない時代。社会人ほぼ全員がスマホを持ち、ネットやアプリを見て過ごしているよな。
当然その中には「ツイッター」や「フェイスブック」「インスタグラム」に代表されるソーシャルネットワーキングサービス=SNSも含まれている。
コミュニケーションに特化した「LINE」、またゲームを通じて他人と知り合える「ソーシャルゲーム(ソシャゲ)」もSNSだと定義すると、よほどの高齢者を除いてSNSに触れていない成人男女はいないと言っていいだろう。
SNSで男女の出会いは可能なのか?
さて、他人と他人がネット上で「つながる」のがSNSの肝だとして、いわゆる男女の出会いも可能なんだろうか。今回はその可能性や実際に会えるか試してみた結果について書いてみよう。
SNSで代表的なのは、繰り返しにはなるが「ツイッター」や「フェイスブック」だ。ユーザーの数でいえば「LINE」が圧倒的だが、これは他人同士がつながるという機能については正直弱い。
俺は出会い系ジャンキーとして以前から「SNSでの出会いは可能なのか?」を実は検証しているが、今回はその検証結果や「ツイッター」と「フェイスブック」を使って出会うための方法やコツも紹介していこう。
ツイッターで出会う方法
ツイッターでの出会い1 アカウント
まずはツイッター。ツイッターを利用し出会うためにはまず「アカウント」を作るところから始める。
もしこれまで使っているアカウントがあれば、それとは別に「サブアカウント」(通称:サブ垢)を作ろう。
とにかく出会いに特化したアカウントを作るところがスタートライン。リアルな知り合いに知られるとちょっと面倒だしな。
ツイッターでの出会い2 プロフィール
アカウントを作成したら、次にプロフィールを作成しましょう。ここは丁寧に、しっかり理想と現実を織り交ぜてリアル感とボリュームのある書き込みを心がけよう。
ある種の“キャラ設定”なわけだが、嘘100%だとすぐにメッキが剥がれてしまう。出会い系を使うときと同じで盛り過ぎない程度に盛るさじ加減が大切だ。
もうひとつ大事なのは出会いに特化したアカウントでも「出会いを求めています」とは書かないこと。
やはりいきなり最初からそういう目的だと見られるのは避けたいところ。ネットでは「出会い厨」とバカにされることもあるからあくまで自然にさりげなく。
ツイッターでの出会い3 ツイートする
アカウントを作成し、プロフを充実させたあとは肝心の書き込み、ツイートが大事になってくる。中身が空白なアカウントでは相手にされないので、ここはじっくり時間と日数を掛けてこまめにツイートしていこう。
内容は正直なんでもいい。ただしあんまりネガティブだったり世間に対する文句などは止めておいたほうがいいだろう。
男女の出会い以前に人間として「?」という目で見られてしまう。ネタがない時は自分がいいなと思った人のツイートをリツイートすればいい。 気の利いた奴と思われたいのならこれが一番手っ取り早い方法だ。
ツイッターでの出会い4 フォローする
プロフィール、そしてある程度ツイートで自分のキャラ設定、土台ができてきたら、たくさんの人をフォローしていこう。
フォローした数だけ出会いの幅も広がっていくぞ。しかし、あまり一気にフォローを進めるとシステムとしてアカウントが凍結されることもあるので気をつけよう。最初は200人ぐらいを目標にするといいだろう。
ツイッターでの出会い5 フォロワーを作る
フォロー数を増やしていくと、その中からフォロワーになってくれる人も増えてくる。やはりここで肝心なのはツイートの中味だ。
先に書いたように人間性が疑われるようなツイートは避けて、さわやかで前向きな、気の利いた言葉を並べるようにしよう。
そして特に出会いに繋がる女性向けのツイートは「食事」「スイーツ」「動物」だね。これはどうしても写真が必要になるから、普段から自分で写真を撮る癖をつけておこう。
ツイッターでの出会い6 いいね&リプライ
フォロー&フォロワーの関係になると、先方は結構親密感を感じているはず。かと言っていきなりDM(ダイレクトメッセージ)を送るのは禁物。
最初は相手のツイートに賛同の「いいね」をしていこう。そして適度なペースでリプライをすることによって、さらに存在を認識してもらい、親密度をアップしていく感じだ。
ツイッターでの出会い7 DM
ある程度「いいね」や「リプライ」のやり取りがスムーズになったらDMを送ってみよう。しかし、そこで「すぐに会いたい」的な焦りは禁物で、最初は「ちょっとツイッター上では書けないけど」みたいな内緒話を送ってみるといいだろう。
ツイッターでの出会い8 実際に会う話を持ちかける
DMを定期的に送って問題ない間柄になったら、季節の変わり目などなにかイベント的な節目に「会う話」を持ちかけてみよう。
もちろんこちらから誘う前に向こうが会いたいと言ってきたら、それは遠慮なく受け止めて会う話に持っていってかまわない。
男性がが想像する以上に女性にとってフォロー&フォロワーの関係は親密感がある。そしてそこで「即会いたい!」と言ってこない紳士っぽさをイメージ付けることができれば出会いはスムーズに進むだろう。
あとは実際に会って、本当の男女の関係になるだけだ。
フェイスブックでの出会い
フェイスブックでの出会い 友達申請が必要
もうひとつの大手SNS「フェイスブック」でも出会いは探せるぞ。基本的な考え方は実は「Twitter」と一緒。
ただ、気軽にフォローできるツイッターと違ってフェイスブックで繋がるには「友達申請」というステップが必要になる。女性から自分のアカウントの中味をチェックされるわけだ。
そうなると、ツイッター以上に自分のキャラをしっかり立たせる必要がある。難しく感じるかもしれないが、そこがうまくいってれば友達はうなぎのぼりに増えていき、出会うまでのあとの流れはツイッターと同じだ。
SNSを使って実際に出会ってみた
自分なりにいろいろ試行錯誤してみて上記のような「SNSで出会う方法」を会得してきた。
ではそれでホントに女性と出会えたのか?ってことになるが、正直に言おう。
実践してみて2カ月半で、3人と出会えた。そしてそのうち2人とセックスもできたんだ。
ひとりはツイッター、もうひとりはフェイスブック経由で出会った。前者は28歳の独身OL、後者は32歳のバツイチ派遣社員。
セックスできた2人に共通しているのは「趣味はあるが、芯はない」というフワッとしたタイプ。
俺なりに分析してみると「SNSは流行っていて友達や同僚に勧められたが、それほど波に乗り切れてない」という雰囲気が共通していて、身の置き所を探しているという感じ。
そこを「フォロワー」、「友達」としてSNSの波に一緒に乗る…というパートナーとして接したのが仲良くなれた要因だろう。だからフォロー、友達にするならそういうタイプを探してみるのが近道かもしれないな。
SNSを使った出会い…結論は?
SNSを使って本当に出会えた、セックスもできた。しかもお金もかかっていない。仕事や本来使ってる出会い系サイト利用の合間、片手間で会えた。コスパ抜群だ。
本来の利用方法ではないかもしれないが、出会いのツールとして十分に有効なことは俺自身で証明できたわけだ。
しかし、やはり時間が掛かるし「キャラ作り」がまだるっこしいのはかなりツラいところ。金銭的コストはゼロなんだが、単純に時間と頭脳的能力のコストは膨大なもの。さすがにずっとは続けられないというのが正直なところだな。
俺の結論としては、「SNSは出会えるしセックスもできる。ただし、あまりオススメはしない。」ということになる。
やはり男女共に「出会ってセックス」という認識が最初から根底にある出会い系サイトのほうが話がスムーズ。
単純にセックスが目的なら、出会い系サイトの方が手っ取り早く相手を見つけられるのは間違いない。
ただし、サクラだらけの悪徳サイトに登録しても、絶対に出会えないばかりか無駄にお金を消費するだけだ。サイト選びは絶対に間違えないで欲しい。