アブノーマルなセックスの代表格が「アナルセックス」。その言葉はいろんなところで目にしてきたと思うが、いざ「アナルセックスをしよう!」と思っても、本当に試したことのある人は少ないと思う。
知識としては知っていても、本当にやってみるとなると心理的なハードルがかなり高いプレイだよな。
・女性は痛くないのか?
・肛門に挿入するのは衛生面で大丈夫なのか?
・そもそもアナルセックスって本当に気持ちいいのか?
などなど、不安、未知数な要素がたくさんありアナルセックスは未経験のまま、というのが大多数ではないかと思う。
今回のコラムでは、アナルセックスのやり方とコツ、初心者の注意点や痛くない方法を解説していこう。
アナルセックスとは?
アナルセックスとは、ペニスを相手の肛門へ挿入しピストンするセックスのこと。
もちろんマンコに挿れるのと同様に、指やバイブなどペニス以外のものを挿入して楽しむのも、広い意味でのアナルセックスと言えるぞ。
アナルセックスが気持ちいい理由 その1
これは断言する。アナルセックスは気持ちいい。肛門付近には様々な神経が集まっており、ほかの性感帯にも繋がっていることが多いからだ。
もちろんまったく経験のない女性はすぐにはその感覚は得られないが、訓練されると徐々に肛門刺激で性的快感に浸ることができるようになるぞ。
子宮の裏側や究極の性感帯と言われる子宮口=ポルチオ性感帯への刺激を味わうことができるようになるのと同じだな。
アナルセックスが気持ちいい理由 その2
アナルセックスは通常のセックスと違う、ノーマルじゃないセックスだということそのものも快感に繋がるというのはある。
マンネリはセックスの大敵だから、常に新鮮な刺激が必要だ。こういう挑戦的なアブノーマルプレイを試すことにより背徳感にひたり、それが性的な満足に直結していく。
ここからはアナルセックスに興味はあるけど、勇気が出なかった人。やってみたいけど、どうやればいいのかわからないという人のために、俺の経験とセフレから聞いた話をもとに、実践のための知識、心構えを書いていくぞ。
アナルセックスは最初から気持ち良くはない
これは普通のセックスと同じかもしれないが、女性にとって初めてのアナルセックスは正直そこまで気持ちいいものではない。
しかし、慣れてくるとだんだん快感を味わえるようになり、病み付きになっていく場合が多い。
なので最初の1回でセフレや彼女がいまいちな反応を見せても、落ち込む必要はない。最初からそれは織り込んでおいて、徐々にアナルを開発する発想でいこう。
とにかくリラックスさせることが大切
マンコ=膣も締まったり拡がったりという収縮性は高いが、アナルはそれ以上の収縮性がある。
適度に閉ざされていれば“締まりの良さ”になるが、緊張感などでリラックスできていない、力が入った状態だとキツすぎて入らないし、無理に挿入すれば痛みのもととなる。
だから、アナルセックスの際は通常のセックスの時以上に女性にリラックスしてもらう、力を抜いてもらうことが重要。雰囲気づくり、丁寧な愛撫で心身とも和らいだ状態に導いてあげよう。
アナルをほぐして潤す作業を忘れずに
ここからは具体的なやり方になるが、アナルセックスを行う前は、お尻周辺をしっかり愛撫することが大事になってくる。
アナルはマンコとは違い、潤滑のための愛液が出ないのでなかなか柔らかくならない。だから指を使ってよくほぐしておくことが肝心になってくる。
愛液の替わりに唾液やローションなどをアナルの周りや内側にたっぷりつけることが重要だ。
アナルだけでなく体全体の愛撫が肝心だ
普段のセックスと同様に乳首、クリトリス、Gスポットなど通常の性感帯の愛撫もしっかりやろう。
いきなりアナルだけ攻められても“開発”には繋がらないが、性感帯をしっかり刺激されるとアナルも気持ちいいと思えるようになってくるぞ。
それに快感が増大すると自然に体全体の力も抜けていく。そうなれば“力み”も薄れて、アナルは柔らかく、愛撫を受け入れる体勢が整ってくる。
とにかくアナル周辺だけ攻めるという発想よりも、体全身をほぐす愛撫が重要だ。
最初は指1本をアナルに入れてみよう
さて、十分に柔らかくなってからの攻め方だが、初めての場合、アナルに指を1本挿入してみよう。これが鉄則。いきなりペニスは禁物だ。
繰り返しになるが、唾液、ローション、そしてマンコから流れ出てくる愛液で十分にアナルを潤しておこう。
ちゃんと潤っているのが確認できたら、指もしっかり濡らして1本ゆっくりとアナルに入れてみよう。
最初は指1本もキツいかもしれないが、ローション、唾液を使って丁寧にほぐす作業を忘れないように慎重にすすめてみてほしい。
指1本がすんなり入って、相手の抵抗感、拒否感、力みがなくなったら2本同時に入れてもいいだろう。3本以上はちょっと無理があるから、基本1本→2本という手順でいいだろう。
いよいよアナルにペニスを挿入
さて、いよいよアナルにペニスを挿入するわけだが、タイミングの目安としては指2本での愛撫を違和感なく受け入れ、しっかり刺激を快感として味わっている様子が見て取れたら、それがペニス挿入のチャンスだと言える。
もちろん指はOKだけど、まだ柔らかさが足りずペニスの大きさは我慢できない…というケースもあるぞ。くれぐれも慎重に判断しよう。
アナルセックスの体位は?
アナルセックスの体位だが、通常はバックか正常位が定番だ。無理な体位にチャレンジして、女性が痛みを感じるようなことがないように注意しよう。
アナルセックスにコンドームは必須
アナルセックスの場合、仮に生でどれだけ中出ししても妊娠する危険性はゼロだ。生中出ししたくてアナルセックスに挑戦しようという人もいるかもしれないよな。しかし、いくら妊娠の心配がないからと言って生挿入はNG。
ある程度洗浄したとしても、肛門内は大腸菌が大量にるから、それが尿道に入り、感染症を引き起こす危険性があるぞ。必ずコンドームを着けてアナルセックスをしよう。
アナルに挿入後は?
慣れていれば強く突いてもいいんだが、初心者のうちは最初から奥まで挿入しないようにしたほうがいいだろう。慣れるまでには時間も回数も必要だ。
膣口はこすれる快感を感じるようになっているが、アナルは最初からこすれての快感は味わえない。挿入され満たされている感、そして肛門奥の神経の集まりへの刺激、これが快感に繋がっていくぞ。
ピストンよりは、じっと動かないぐらいの感じでいいだろう。挿入して動かない状態で乳首やクリを刺激すると「いつもの性感帯の快感」と「未知(アナル)の快感」が結びついて、それがいい“開発”になるぞ。
最初はとにかくゆっくりピストンしよう
女性の様子を観察しつつ、いけそうだと判断したら超スローでピストンをしてみよう。しかし、気持ちいいからと言って、スピードを速めて、無理に奥へ入れるのは禁物。最初のうちは特にそれを気をつけるようにしよう。
アナルセックスで射精まで到達するのは、よほど慣れてからだと肝に銘じておき、最初の何回かは“開発に専念する”ぐらいの心構えが大事。とにかくやさしくゆっくり、そして回数をこなして女性を慣れさせることが大切だ。
俺のアナルセックス体験談
普段は通常のセックスをしている俺のセフレを初のアナルセックスに誘った体験談も書いてみよう。
相手は20代後半のOL、えりちゃん。俺以外にもセフレが何人もいる、いわゆる肉食女子。
俺はそれまで何回かアナルセックスの経験があったんだが、なかなか互いにきっちり気持ちよくなった!という結果になったことがなかった。しかし、えりちゃんとならアナルセックスを楽しめるんじゃないかと思っておもいきって頼んでみた。
ローションもたっぷり用意し、いつも以上に前戯に時間をかけてマンコを入念に攻め、クリトリスとビラビラをしっかり愛撫してからアナルに指一本挿入してみた。
嫌がられるかと思ったら「アフェ…」と、いい感じの反応。ちょっとだけ抵抗感があったけど、指1本、2本と手順をじっくり踏んで、その間もクリトリスや乳首で直接的な性感を与え、言葉でも攻めて…とアナル一点集中じゃなく、体全体を愛撫することで、えりちゃんのアナルは期待通りほぐれてた。
そしてついにペニスを挿入! キツい!
これまでも他の女性のアナルには挿入したことがあったが、ちゃんとじっくりほぐしたアナルの柔らかさと締め付けが同居した感覚は最高だった。
もちろん焦らずにまずはじっと挿入感、充足感をえりちゃんに味わってもらい、無理のない範囲でゆっくりとピストン。このゆったりリズムがよかったようで、トロンと体全体が脱力してきた。
さすがにこのまま突いて発射までは無理だったから、コンドームを付け替えてマンコで発射したが、えりちゃんにとっての最初のアナル体験としては上々だったんじゃないだろうか。
えりちゃんの感想は「膣で感じる直接的な気持ち良さじゃなく、なんかうまく言葉にできない気持ちよさ。ぜんぜん嫌じゃなかった」と言っていたが、これから開発されていくと、もっと気持ち良さが実感できるようになるはずだ。
アナルセックスまとめ
男女ともに正しい知識でアナルセックスに挑めば、いつもと違うセックスが楽しめるぞ。焦って無理に挿入しようとするとアナルを傷つけてしまう事もあるから、とにかく女性が痛がらないように注意しながら、優しくゆっくりとチャレンジしてみよう。