「潮を吹く」……つまり「絶頂とともに尿道を通じて水分を放出する」という現象は、女性だけのものではない。男性も潮吹き可能だ。
女性の潮吹きと同様に、男性の場合も性的な快感によって尿道から透明な液体を出す「男の潮吹き」ができるぞ。
なぜ潮吹きするのか、詳しいことはまだ分かっていないとはいえ、潮吹きするための方法は確率しているから試してみることはできる。
しかも、個人差はあれど、射精より気持ちよくて病みつきになる人もいるという。今回は「男の潮吹き」の仕組みと実践方法について解説してこう!
女性の潮吹きはよく知られているが…
女性がイク、つまりオーガズムに達すると、ときどき「潮吹き」という現象が起きるのは良く知られていることだ。
ざっくりと言うと、絶頂に達する前後に尿道に溜まっていた水分が陰部からビシャビシャとあふれる現象。
アダルトビデオなどでよく見られるシーンで、ポピュラーになったが、実際のセックスではよほどうまく男性がリードしてあげないと実現することは難しいとも言われてるぞ。
ちなみに「絶頂に達する前後」というのがポイント。見た目が男性の射精と似ているので「イク=潮吹き」と勘違いされているケースが多いが、あくまで一致ではない。
クリトリスや膣内(Gスポットなど)での快感・興奮が高まるにつれて膣周辺の血流が増大し、それに対応して尿道へと水分が沁みだし、溜まったの状態が絶頂によって周囲の筋肉が緩んだのと同時に“おもらし”のようにあふれ出るもの。これが女性の潮吹きだ。
チョロチョロと漏れ出す場合がほとんどだが、おしっこのように勢い良く飛び出る場合もあり、個人差はかなりある。
AVなんかでは男優がうまく指で水流をかき出しているシーンを見かけるよな。
とにかく「イク」ことと連動はしてるが、男性の射精のようにイコールでないというのはわかってほしい。
とは言え、女性が絶頂に達した一種の証でありイカせた男性としては達成感が味わる。見た目のインパクトがあるから、AVでもよく取り扱われるのは理解できるところだろう。
男性としてはパートナーに潮を吹いて欲しいというのは、常に潜在的に抱えている願望ともいえるよな。
男性も潮吹きは可能だ!
さて、ここからが本題だが、「男の潮吹き」は、以前は知る人ぞ知ると言える現象だったが、インターネットを通じての情報共有が進んだいま現在「聞いたことはある」という人も少なからずいると思う。
それでもまだその全容・詳細については知られていないというのが実情だ。
男の潮吹き…そのメカニズム
まず「男の潮吹き」という現象そのもののをメカニズム面も含めて詳細を解説しておこう。
潮=水分なのだが、その正体は膀胱に貯まった尿、つまりおしっこ。
しかし純粋なおしっこではないという研究結果が発表されたことがあり、快感の進行とともに血流増大し、水分が貯まっていったもので、腎臓を経由した排泄物ではないと考えるべきだ。
尿道ではなく、膀胱に貯まるので便宜的に「尿」と定義されたということだ。
さて女性は「絶頂の前後」に潮を吹くが、男性の場合は「イク=射精」だから、原則はイッたあとに潮吹き現象が発生する。
射精でイッたあと、さらに性的刺激を加えると前立腺が収縮と拡張を繰り返すようになり、その影響で膀胱からおしっこが噴出するという現象、これが「男の潮吹き」だ。
まだ下腹部全体にじんわり快感の余韻が残っている状態で「我慢していたおしっこを排出する気持ちいい」感覚と、発射した絶頂感の残る尿道を暖かい水分が再度通過する気持ちいい感覚を同時に味わえることにより、射精の直線的・刹那的な気持ち良さとはまだ違ったえもいわれぬ快感となることから、一度体感すると病みつきになると言われている。
どうだろう? 一度体感したくなったのではないだろうか?
男の潮吹きは女性と違う
女性の場合も個人差があるから、イクときに必ず潮を吹くわけではないが、女性の場合はオーガズムに達する前かオーガズムの最中に潮を吹く。
一方、男の場合は、一度射精した後、さらに刺激を続けることで潮吹きさせる方法が一般的。つまり、一回イッた後だ。
女性は、潮を吹くこと自体が必ずしも気持ちいいと感じない人もいるが、男の場合は潮吹きすると、射精とはまた違う快感が得られて気持ちいい。これがやみつきになるんだよな。
男の潮吹き実践方法
じゃぁ、実際にどうやれば男として潮を吹くことができるのか。ここからはその方法について考えていこう。
まず当たり前ながら、一度絶頂……つまり射精することが必要となる。
上級者になると射精なしでイク、いわゆる「ドライオーガズム」ができる場合もあるが、これは鍛錬の末にたどりつける超レアなケース。初心者にとっては道が険し過ぎるので、ここでは割愛する。
では射精だが、挿入してのセックスだと射精の瞬間も当然挿入した膣内。
しかし射精したあと男性器を抜いて、コンドームを外して、そこから体勢と気持ちを整えて再度刺激を与える……というのは、実はこれもかなり困難。
ピストンで疲れていることもあり、一般的なセックスのあと潮を吹くのはかなり苦難の道と言える。不可能ではないが、これも上級者向け。
なので、男性が自分でやるオナニーか、女性にしてもらう手コキ、「男の潮吹き」を初心者が達成したいなら必然的にこの二択となると言っていいだろう。
男性のオナニーからの潮吹き
自分でするオナニーで絶頂に達し、射精したあとは放心状態となり「しばらく何もしたくない」となるのが一般的だ。
しかしそこからの刺激が潮吹きには重要。竿全体ではなく、亀頭を重点的に刺激しよう。
このときのコツだが、イッた直後なのでピンポイントでは感じにくくなっていて、やわらかく包み込む刺激がいいだろう。
「手のひら全体で包み込む刺激」「シャワーの温水」「ローションをたっぷり使って刺激する」
というあたりが人気の方法だ。
射精後だから射精前のオナニーのようにこすった刺激が即座に快感に変わるわけではなく、くすぐったいようなむず痒いような時間が続く。
ここで諦めて脱落する人がかなりいるが、ここは辛抱強く刺激を続けていこう。
そうすると、ジンワリとおしっこをしたくなる感じになり、ここで「我慢しなきゃ」という心のタガを外してリラックすると待望の潮吹きに至るというわけだ。
とにかく少し耐える心構えが必要だと思ってほしい。
前立腺を刺激してみよう
亀頭への刺激だけでは結局潮を吹けなかった……という場合も。
なにか間違ったということではなく、体調や個人差があるので、仕方がない面もある。そこで諦めず、次に「前立腺刺激」を試してみよう。
前立腺を刺激する箇所は肛門の奥5~6センチあたりのお腹側だ。
メカニズムのところで書いたが、この前立腺の収縮が潮吹きにつながっているから、より効果的なアプローチと言える。
オナニーの際、亀頭の刺激プラス睾丸に刺激を与えるのと同じような感覚だと考えよう。
エネマグラなどを使うのも良い。
亀頭と前立腺の相乗効果で潮吹きに至る率はかなり高くなると言えるぞ。
男の潮吹きを試すなら水分補給を忘れずに
自分自身の潮吹きを試す前に、大事なことがある。
やはり体内の血流から水分が漏れ出て睾丸内に貯まるのが「潮吹き」の「潮」のもとになるから、水分は事前に多く摂取しておいたほうがいいだろう。
ちょっとお腹がたぷっとするぐらいまで補給しておけば万全だ。
潮を吹いても大丈夫な準備をしておこう
あと、これはやり方というより事前準備のたぐいとなるが、普通のオナニーではドロッとした精液を放出するだけで終わるのである程度ティッシュやトイレットペーパーがあれば問題ない。
しかし「潮吹き」はいわばお漏らしなので、サラッとした水分をある程度の量放出することになる。
ティッシュやトイレットペーパーではカバーできないぐらいの水分を放出する可能性もあるから、できればバスルームで「潮吹き」に挑戦するのがいいだろう。
もしくは室内でやる場合バスタオルを重ねておくなどなど万全の備えを怠らないようにしよう。
男の潮吹き風俗体験
最初に「オナニーか手コキの二択」と書いたように、オナニーではなく手コキで射精したあと潮吹きに導いてもらうというやり方もある。
しかし一般女性である彼女や奥さん、セフレが「男の潮吹き」の奥義を知っている可能性はほぼゼロだ。
そうなると、結局プロの手にゆだねるのが一番ということになる。
ここからは実際に私が「男の潮吹き専門風俗」に行って、体験した話だ。
「潮吹き」を体験したくて射精したあと自分の亀頭を自分の手で刺激したり、前立腺を刺激するなどを試してみたが最初の1回はどうしてもうまくいかなかった。
簡単な動作だが、実際にやってみるとどうしても自分の意に反して手が止まったり感覚が鈍ったりして、あと一歩のところまでいくことはできても、その先に進めない、もどかしい思い。
そこで思い切って「男の潮吹き専門店」に飛び込んだ。
手足を拘束された状態で最初は緊張したが、諦めの感情とともにすごくリラックスした状態となり、射精からの亀頭攻めと熟練のプロの手技を堪能。
自分では進めなかった領域にスッ……と進めて、自分でも不思議なぐらいスムーズにジョバジョバと潮を吹くことができたんだ。
やはり最初の1回が肝心だったのか、そこからさきは自分でも自在に潮を吹くことができるようになった。
快感は、俺の場合は射精と同等レベルだったが、風俗嬢の話だと数倍もの気持ち良さを感じる男性もいるとのこと。
とにかく、最初の一歩を踏み出すために専門店へ行くのは「アリ」だと思うぞ。