愛情があるからこそ、セックスしたいと思うのが女性の本音ですが、より楽しみたい、もっと気持ちよくなりたいと思うのもまた、女性の正直な気持ちです。
今回は、「セックスが上手い男性」というのはどんなタイプの人なのか、またどのような特徴があるのかを解説していきます。
セックスの上手い下手はどう決まるのか
セックスは、経験の量や、年齢、好みによって、その内容は人それぞれではありますが、最終的にはオーガズムを感じたり、射精したりすることが目的です。
ただ、男性も女性も、目的を果たせたとしても、そこに充分な満足が得られているかと言えばそうでもありません。実はもっと、より気持ちよく、楽しみたいと思っているはずです。
そういうことから、「セックスが上手い」「セックスが下手」という区別が出てくるわけですが、では実際に、上手、下手の基準はどのようなものなのでしょう。
女性が思う「セックスが上手な男性」って
比較的受け身に回ることが多い女性ですが、受け身であればあるほど、相手に対して「上手さ」を求めることになってしまいます。
女性の場合、男性に対して「セックスが上手い」と感じる時は、
・何度でも抱かれたくなる
・立て続けにセックスされても苦じゃない、むしろ嬉しい
と感じた時が多いですね。
もちろん相性などもありますが、もっと抱かれていたいと思った時、女性は相手の男性のセックスが上手いと感じているはず。
ただ、女性は「相手のことを好き」という気持ちがかなり先行している場合が多いので、気持ちの盛り上がりが大きな時期には「セックスがイイ」と感じていても、恋愛感情が落ち着いてくるとともに、セックスに物足りなさを感じていく可能性があります。
男性はそこを見逃さないよう、常に女性に新鮮味のある愛情を表現していく必要があるわけですが、女性からも男性に対して、新しい刺激が欲しいことをさりげなく伝えてあげられるといいですね。
男性が思う「セックスが上手な女性」とは
男性もまた、実は女性に対してセックスの上手、下手を感じているはず。普段は主導権を握りがちな男性ですが、ふとした瞬間に女性が上手くリードしてくれていると感じて、「セックスが上手いな」と感じますよね。
「セックスが上手な女性」は、まず、セックスが好きな女性に多いです。自分の好きな体位や感じる場所もよくわかっているので、男性にそれをうまく伝えることができるのです。
そうすることで、自分だけが頑張らなくても、男性に気持ちよくしてもらえたり、男性も動きやすくなります。さらに、女性が感じているのが男性にはっきりわかるので、感じさせているという満足感さえも与えることができるんです。
また、逆に、相手のことをちゃんと見ている女性も「セックスが上手い」と言えます。男性が感じているポイントを察して、次の動作に生かしていく感じですね。
相手を気持ちよくさせたいという思いがあるからこそ、そういった動きができるわけですが、それは女性だけでなく、男性も常に持っていて欲しい気持ちですね。
セックスが上手い人の特徴
では実際に、「セックスが上手い男性」の特徴を見ていきましょう。
セックスの知識が豊富
先程、「セックスが好きな人は上手い」と書きましたが、もちろん男性も同じで、セックスそのものが好きな人は、意識的にも、無意識のうちにでも、セックスを積極的に勉強しています。
女性の身体はすごく複雑な構造をしています。人によって感じるポイントは様々ですが、膣の形状や、クリトリスのサイズ、包皮の状態などによっても、感じ方はかなり変わってきます。
もちろん、セックス関連の書籍やAVだけですべてを習得することは難しいでしょう。ですが、一回、一回のセックスの中で、常に相手の感じ方をよく見て、次に生かせるように実践を積んできた人は、回数を重ねるごとに確実にセックスを上達させているのです。
雰囲気作りが上手
セックスがどのぐらい盛り上がるかは、その場の雰囲気に大きく左右されます。面白い話をしながら楽しむタイプの人ももちろんいますが、ロマンティックで情熱的な雰囲気は、男性も女性も非常に興奮するので、セックスが格段に気持ちよくなります。
セックスが上手な男性は、とにかく雰囲気作りが上手。デートの段階からエスコートはスマート。自然と女性は気持ちが高まっていきます。セクシーな雰囲気を徐々につくっていくので、キスをする頃にはもう女性はとろけてしまっていることでしょう。
手先、指先が器用
セックスにおいて、手先の器用さはかなり重要になってきます。女性の複雑な身体を器用に愛撫するその指先の器用さで、セックステクニックに格段の差がうまれます。
見た目にもしなやかな、ごつすぎない指先をしている男性や、手先を使うことを得意としている男性はやはりセックスも上手です。
本当に手先の細かい作業をしている人(料理人や、楽器を演奏する人等)以外にも、絵を描くのが得意な人なんかもこれに当てはまる人が多いです。見たものの特徴をうまくとらえて、それを表現していくことができるからかもしれないですね。
手先、指先が器用に使いこなせる人は、セックスでの愛撫の力加減も上手。女性の多くは男性の愛撫に痛さを感じてしまうのを経験していますが、この手のタイプの男性は、とても器用に力加減も操ります。とろけるようなセックスができる人と言えますね。
男性器のサイズは問題ではない
男性はことサイズに関して敏感になりがちですが、実際は大きさとセックスの良さは比例してはいません。女性なら誰しも一度は感じたことがあるはずです。
実際は、サイズに自信のない男性のほうが、セックスに対して勤勉で、サイズ以外の部分、雰囲気作りや愛撫が上手です。
決して大きい性器を持っている人が下手というわけではありませんが、時には、女性が痛かったり苦しかったりすることもあるので、適度なサイズ感で充分だと言えます。
相手の男性のサイズが小さいからといってガッカリすることはありません、そんな男性こそ、貴女を最高に気持ちよくしてくれる技術を持っている可能性が高いのです。
セックス以前にセックスが上手い人を見分けるコツ
一度セックスをすれば、ある程度相手のセックスレベルがわかるのは当然ですが、なにもセックスしなくても、「セックスが上手い男性」というのは案外見分けることが出来ますよ。上に書いた様な特徴が、普段から出ているはずなので、うまくそこを見つけていきましょう。
話をするのも聞くのも上手い人
「セックスが上手い男性」の大きな特徴のひとつです。これは男性にも女性にも言えることですが、自分の話を一方的にする人よりも、相手の話をじっくり聞ける人、そういう人には「セックスが上手い男性」がとても多いです。
セックスは自分ひとりでするものではありません、それと同じで、常に相手のことを考えて、相手の意見を聞いて、応えていく。その姿勢が会話にも現れているんですね。
所作が美しい
先程、手先の器用さについて書きましたが、手先の器用さだけでなく、身体全体の所作の美しい人は、「セックスが上手い」傾向があります。
身のこなしが綺麗。という感じです。動きに雑さがないということは、丁寧に物事をこなすことが出来る人ということです。
これも男性、女性、両方に言えることですが、物の扱いが雑だったり、座り方が乱暴だったりする人よりは、いつもキチンとしている人のほうが、セックスも丁寧で奉仕的。
相手を思いやる気持ちも持ち合わせていることが多いので、普段の立ち居振る舞いを見るのも大事なポイントと言えるでしょう。
向上心のある人
資格取得の勉強をしていたり、読書が好きだったり、常に自分を高めようと努力しているひとも「セックスが上手い」人が多いです。勉強熱心で、好奇心が強い人なので、知らず知らずのうちに、セックスも勉強しています。
本人はまったくの無意識の場合もありますが、この手のタイプは、一回のセックスの中にも、新たな発見をして、確実に自分のものにしていくので、経験と知識が積み重ねられてどんどんセックスが上手になっている傾向があります。
サプライズが好きな人
誕生日や記念日などに、思いがけないプレゼントや、演出を用意してびっくりさせてくれる人は、やはり相手を喜ばせたいという気持ちの強い人です。
常に相手が笑顔になるように心がけている人は、セックスの時も相手が気持ちよくなることを一番に考えます。なので結果的にそういう人も「セックスが上手い人」であることが多いです。
セックスが上手い人になるには
ここまでで紹介してきたことを心がければ、アナタも「セックスが上手い男性」を見極められると思います。
さらに、女性も同じようなポイントを意識する事で、自分人も「セックスが上手い女性」になることができますよ。
相手の目を見て、話を聞く
何度も繰り返しになりますが、相手を思いやって話を聞くことが出来るようになれば、セックス上達の糸口になると考えられます。目を見つめて、雰囲気を作りながら、じっくりと相手の望んでいる状況をつかんでいきましょう。
自分が真摯な態度で接していれば、おのずと相手も心を開いてくれるので、結果的に気持ちの通じ合う、気持ちのいいセックスができますね。
清潔感はとても大事
女性からすれば、肌を重ねる相手には清潔感を求めてしまうのは仕方のないことです。汗の匂いなどは、男性の強さを象徴して、女性を虜にするポイントのひとつではありますが、実際は汗臭い男性は敬遠してしまいますよね。
同じように男性も女性には清潔感を求めています。イメージとして、女性が不潔というのは考えづらいからかもしれませんが、少しでも不潔なイメージを与えてしまうと、男性は完全に萎えてしまいます。
男性は女性に対してナチュラルな清潔感を求める傾向があるので、過剰な香水などより、シャンプーやボディソープの香りが効果的です。汗をかく季節は大変ですが、なるべく汗の匂いを抑えて自然な香りで男性に近づけるように心がけたいですね。
オナニーをセックスに生かす
セックスに対して興味を持って勉強することはとても大事ですが、本を読んだりAVを見ているだけでは実践的な練習にはなりません。
もちろん、自分自身ですることなので、相手を喜ばせるポイントを直接練習することはできませんが、自分がどうされれば気持ちいいのかを把握する事で、相手をうまく誘導することができるようになります。
また、特に女性は、触られて気持ちよくなる感覚を身に着けていくことで、セックスの時に上手く感じることが出来たり、気分的な興奮をうまく高めることができるようになって、実際のセックスでも、うまくイケるようになったりします。
なので、女性もオナニーをすることは悪いことではありません。積極的に試して、自分自身を開発して、もっとセックスを楽しめるようになりましょう。
焦らしのテクニックを身に着ける
積極的で、情熱的なセックスはとても気持ちのいいものですが、時にはお互いに焦らしあう事で、より性的な興奮を高めることができます。
軽めのボディタッチから、愛撫へ進む前に、ちょっとした焦らしの時間を作り、お互いに感情を高めつつ、次への期待を膨らませていくと、実際に肌が触れあったときの喜びがよりおおきくなります。
実際は女性のほうが焦らされることによる興奮は大きいので、男性側が焦らしてくれるほうがいいのですが、女性側からもあえて少し焦らしてみることで、相手の男性の欲求をさらに高めることができて、結果的には気持ちのいいセックスにつながる可能性はありますね。
お互いに期待と興奮が最高潮に高まると、キスするだけでも最高の快感を味わう事ができたりするので、是非試して欲しいテクニックです。
優しさと強引さのバランスをとる
ここまでは、相手を思いやり、奉仕する気持ちを一番に勧めてきましたが、時にはちょっと強引な部分を見せつけることで、相手がより興奮して気持ちいいセックスができることもあります。
男性が女性をとろけさせるように優しく扱っていたかと思えば、もう我慢できないとばかりにすこし強引に攻めてくると、女性はたまらなく気持ちよかったりしますよね。
実はこの手法は女性も使えます。さっきまでかわいらしく感じていた女の子が、急に大胆になって、男性をリードしてあげたりすると、男性は感動すら覚えて、すごく感じちゃいますよ。
お互いを想いあって楽しいセックスライフを
いかがだったでしょうか。男性も女性も、相手のことを思いやり、時には駆け引きのように焦らしあったり。セックスは一人でするものではありませんから、やはり常に相手を意識することで、より感じあえるようになるんです。
今回紹介したような内容を意識していれば、「セックスが上手い人」を見つけることができますし、自分が「セックスが上手い人」になることだって十分に可能です。
一回ごとのセックスの機会を大切に、その場しのぎのセックスを卒業すれば、アナタもきっと「セックスが上手い人」になれるはずですよ。