近年「メンズエステ」というワードをよく耳にするようになったが、みんなはメンズエステがどんなものか理解しているだろうか。
今回は、メンズエステ未体験の初心者向けに、メンズエステがどんなものなのか、利用に際してのマナーはどんなものがあるのか、具体的に解説してみよう。
メンズエステってどんなところ?
まずはじめに、「メンズエステ」とはどんなものなのかを説明していこう。エステって、キ〇タクがCMをやっていたああいうやつだろ?って思っている人もいるだろう。
そう、それも間違いじゃない。ムダ毛の処理をしたり、女性がやるように美肌ケアや痩身を目的としているものももちろんある。この手のは男女ともに施術が受けられる場所だ。
ただ、今回話題にしているメンズエステは、あくまでも男性専用のメンズエステ、施術内容は肩や身体のもみほぐしやアロマトリートメント、ざっくりいえばマッサージみたいなことだが、あえてマッサージとは言わない点についても後で解説していこう。
メンズエステと風俗の違い
さっき、マッサージという言葉をあえて使わないって書いたが、その理由はメンズエステと風俗は似て非なるもの。というところにあるぞ。
「マッサージ」という言葉を使って運営をするには営業許可が必要になるが、「エステ」とすれば営業許可がいらない。
カウンセリングをしたり、リラックスやリフレッシュ目的で活動をすれば、個人でも自由にサービスを提供できるということだ。
なんとなく、身体を触られるというと風俗と勘違いする人もいるとは思うが、メンズエステに「抜き」はない。仮にそんなことがサービスに含まれていたら、それこそ風俗営業の許可をとらなくてはいけなくなるからな。
まず、メンズエステを利用するにあたっては、抜き無しということは一番に頭に入れておいたほうがいいポイントだ。
メンズエステの料金
初心者はまず料金が気になるところだよな。一般的なメンズエステの相場を確認しておこう。
だいたいのサロンでは90分で12000円~15000円ぐらいが相場と考えて良いだろう。ただ、首都圏ではそれのさらに+3000円ぐらいまでみておいた方がいいだろう。
オプションを追加すれば、セラピストの衣装をチェンジすることなんかができるのも特徴だが、衣装チェンジぐらいなら1000円~ぐらいで対応してくれるところもある。
上級者は施術の内容にもオプションで変化をつけたりするが、内容も価格もサロンやセラピストによってかなり違ってくるはずだから、そのへんは慣れてきたら直接確認してみる方が安心だ。
メンズエステのメリット
「抜き」がないなら、メンズエステなんて興味ない。なんて思う人もいるだろう。しかし、今、心身ともにリラックスできたり、リフレッシュするには、高額な風俗より、手軽なメンズエステがじわじわと人気を集めているぞ。
女性は、心身の疲れをとるために、アロマの香りで癒されたりするが、男性はなかなかそういうエステには手が出せない。
しかし、メンズエステは男性専用。気兼ねなく利用できるのがいい点だ。リンパを流してもらうもみほぐしをアロマオイルを使ってやってもらえるなんて、普通に気持ちいいだろう。
さらにそれを、男性がより楽しめるよう、セラピスト(施術をする人)がちょっとエッチなコスチュームでやってくれるってことなんだよな。
だいたいどこのサロンでも、セラピストの制服は身体のラインがわかるワンピースのようなものだ。オプションで料金を追加すれば、さらに自分好みの衣装に変更できるサロンもあるぞ。
水着やセクシーな下着のようなものまで選べるっていうんだから、目で見るだけでもすでに癒されるってわけだ。
さらには、セラピストは基本的に可愛い子が圧倒的に多いこと、そしてセラピストとの会話も楽しめるっていうんだから、メンズエステが風俗以上の癒しになるっていうのは納得だよな。
メンズエステのデメリット
メリットもあれば、もちろんデメリットもある。まぁ、もうみんな分かっているとは思うが、一番のデメリットはやっぱり抜き無し。あとは自分は完全に受け身でなくてはいけないっていう点だろうな。
もちろん、風俗店でもそういうマナーはもちろんあるが、勝手に興奮してセラピストに手を出すなんてもってのほか、出禁になるだけで済むかどうかもわからないぞ(汗)
あとは、店舗型のメンズエステであっても、お店がわかりにくい場所にあるっていうのが初心者にはデメリットではあるだろう。
個人で活動しているセラピストもいるが、そういう子たちをみつけるのも上級者にしか難しい。まぁ、この辺に関しては、メンズエステを一度体感し、ハマってしまえば徐々に解決していく問題だろう。
メンズエステで大切なマナー
次に、メンズエステを利用するにあたって、大事なマナーを押さえていこう。客だからと言ってなんでも許されるわけじゃない。
身だしなみには気を付けよう
まず、これはメンズエステに向かう前に、きちんと身なりを整えることだ。人として当たり前のことではあるが、今一度確認しておこう。
爪は伸びていないか、特に足の爪は忘れがちだが、施術を受ける際にセラピストに足先が当たってしまうかもしれない。忘れずに手足の爪を切っておこう。
髭や髪も、長さに関わらず清潔にしておこう。あまり見た目が汚く見えると、仮にきれいにシャワーを浴びても、セラピストにはいい印象を与えられない。日ごろから気をつけたいポイントだ。
シャワーは入念に
メンズエステでは、施術前にシャワーを浴びることになっているが、シャワーの時間も施術時間に入っているからと適当に済ませようとするのは絶対にNG。
客だからというおごりは厳禁。セラピストに嫌悪感を抱かれたら、丁寧な施術を受けることができない可能性だってある。そこは人間同士としてお互いに気をつかうべきだ。
脇や局部まわりだけでなく、足先も入念にあらって、足が臭い客だった!なんて思われないように気を付けよう。
あとは、首回りや耳の後ろなんかも忘れがちだが、匂いが出やすい場所だから、しっかり洗っておこう。
紙パンツは忘れずに履こう
メンズエステは全裸ではなく、紙パンツをはいて受けるのが一般的。ただ、履いている意味があるのか?と思うようなものではあるので、初心者は履いても恥ずかしいだろう。
直接肌に触れてもらえるサービスだから、いっそ全裸でもいいんじゃないか?なんて考える人もいるようだが、それはマナー違反。
ある程度見慣れてはいるかもしれないが、やっぱりセラピストにとっては迷惑な話。隠すべきところはきちんと隠して、お互いに気持ちよく施術を受けたいものだ。
お触りは絶対にNG
メンズエステでは、セラピストがセクシーな衣装で、男性の身体を直接触ったり、身体を密着させてきたりするから、どうしても興奮してしまう男性は多いだろう。
触られて興奮するのは致し方ないところではあるが、勝手に盛り上がってセラピストに触るなんてのはご法度だ。メンズエステはそういう場所じゃないのはわかっているはずだ。
一度ぐらいなら、たしなめられるぐらいで済むかもしれないが、調子に乗ると、出禁になるに違いないし、なにより、その時の施術の質が下がることは間違いない。
セラピストだって、これ以上手を出されたら、注意しづらい、どう逃げようか…と不安になるに違いない。
ネット上には、お触りOKだった~!みたいな情報があるかもしれないが、どこのサロンでも、どのセラピストでもOKととらえるのは絶対にNG。たまたまそんなことがあったのかもしれないが、基本的に触る行為は一切NGだと肝に銘じておこう。
施術中にもし勃起してしまったら
メンズエステ利用者の9割ぐらいは、やっぱり施術中に勃起してしまうものらしい。これはセラピストの声として上がっているから間違いない。
つまり、仮に勃起してしまっても、セラピストは気にしない。むしろ施術内容に満足してくれていると感じて、もっと施術に熱が入るかもしれない。
ちょっと恥ずかしいと思う人もいるかもしれないが、仮に勃起してしまっても、そこは堂々としていればいい。
それでも恥ずかしい人はうつぶせでの施術をさりげなく希望してみたり、どうしようもないときはトイレで中座するのも手だが、基本的にはバレているので、あまりじたばたする必要はないぞ。
だからといって、自分で性器を触ったり、露出してセラピストに見せようとするのは絶対にNG。あくまでも、とにかく紳士的にふるまうことが大切だ。
メンズエステ初級まとめ
今回はメンズエステの基本的な情報とマナーについてまとめてみた。
ただ単に抜いてもらって終わりの風俗とは違い、セラピストと何気ない会話を楽しめるメンズエステは、心身ともにリラックスできる至極のサービスだ。
まだメンズエステを体験したことのない人にも、是非体感してもらいたい。